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灯りのたより

店のこと、髪のこと、季節のこと。月にひとつ、書いています。

冬の静電気と、椿油のはなし

窓辺の椿油の小瓶

この時季、「髪が顔にはりついて困る」というご相談がいちばん多いです。里の冬は空気が乾くうえに、ニットにマフラーにストーブと、静電気のもとだらけ。髪の表面が乾いてこすれるほど、パチパチは強くなります。

わたしの答えはむかしから決まっていて、椿油をほんの一滴。手のひらでよく伸ばして、毛先から内側へなでるだけです。つけすぎると重くなるので、「足りないかな」くらいでやめるのがコツ。祖母の鏡台にもいつも小瓶がありました。この土地の冬と椿油は、たぶん長いつきあいです。

店でも小さな瓶を置いています。使い方は施術のときに手を取ってお見せしますので、気軽に聞いてください。

取り扱いをはじめたシャンプーのこと

棚のシャンプーボトル

年明けから、店で使うシャンプーをひとつ増やしました。洗い上がりがきしまないのに、すすぎが早い。井戸水に近いうちの軟らかい水と相性がよくて、半年試してから決めました。

東京にいたころは、新しい製品が毎月のように届いて、正直、追いかけるのに疲れていました。いまは逆で、ひとつを長く試してから棚に置きます。棚が小さい店の、それが特権だと思っています。

香りはラベンダーがほんの少し。強い香りが苦手な方にも大丈夫なくらいの、消えぎわのいい香りです。店で洗ってみて、気に入ったら持ち帰れるように小さいサイズも置きました。まずは試してみてください。

雪の日の営業について

雪の日の窓辺

この里の冬は、朝起きたら景色が変わっていることがあります。雪の日も店は開けていますが、どうか無理はしないでください。前日でも当日の朝でも、遠慮なくご連絡いただければ、日を改めてお取りします。キャンセル料はいただきません。

逆に、雪の日の店はなかなかいいものです。窓の外がしんと白くて、ストーブの上でやかんが鳴っていて、髪を切る音だけがする。一年でいちばん静かな営業日かもしれません。

チェーンを巻くほど積もった日は、バスの運行状況もあわせてご確認ください。帰り道の峠がこわい日は、早めの時間においでください。

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