この時季、「髪が顔にはりついて困る」というご相談がいちばん多いです。里の冬は空気が乾くうえに、ニットにマフラーにストーブと、静電気のもとだらけ。髪の表面が乾いてこすれるほど、パチパチは強くなります。
わたしの答えはむかしから決まっていて、椿油をほんの一滴。手のひらでよく伸ばして、毛先から内側へなでるだけです。つけすぎると重くなるので、「足りないかな」くらいでやめるのがコツ。祖母の鏡台にもいつも小瓶がありました。この土地の冬と椿油は、たぶん長いつきあいです。
店でも小さな瓶を置いています。使い方は施術のときに手を取ってお見せしますので、気軽に聞いてください。